今、とある商品のWebキャンペーン担当をしています。
もうリリースまでほとんど日が無いのに、ほんの些細なテキストに、上司がひっかかってしまい…。統括部署に確認してこいと言うのです。
そして、確認に行ったら、ダメではないけれど、こうした方が良いかもね、というアドバイスがあり、アドバイスに従って直そうと思うと、上司に報告。
そうしたら今度は、その表現も気になるとのことで、法律関係の統括部署に確認してくるように言われました。前にその上司に確認した時は、赤入れ、何もなかったんですけどね。
それでも、「こう直して」と具体的に言ってくれればすぐに対応できるのに、もう時間が無い中で他の部署の人の口を通して答えを得ようとするのはなぜなんでしょう。
最近、会社にいるのが嫌になっているひとつの理由はこんなところかもしれません。
社内報告、依頼状、申請書、調整、確認、調整…。そんなことばっかりしてる。
会議も、何とか定例会、何とか戦略会議、何とか調整会議、何とか報告会議と幾重にも重なった会議があって、1つのことの承認をとるまで、ほぼ同じ内容で何種類も資料を作る必要がある。
調査&数値検証の専門部署が作られ、社内では「分析」が重要視され、
面白いね! これいいね!
という感情で、仕事をすることは許されない。
いつからこうなったんだろう。前はこんな息苦しさは感じなかったのに。
もうだいぶ昔のことですが、最初に就職した会社は人が少なく、新人でもすごく重たい仕事を任されて、そしてあっちこっちで色々な問題が勃発していました。それはそれですごく辛くて、トラブルが発生しても、誰も助けてくれない。会社という組織にいながら、個人で仕事をしているのと何等変わらない状況でした。
今は、その時と真逆。「社員一丸となって… 」みたいなスローガンが社内でよく聞こえてくるけれど、それは、個性を消して、白でも黒でもなく、グレーな安全なものを、みんなで作っていきましょう、ってことと同義のようにも聞こえる。
商品をどう魅力的に見せようとか、楽しいキャンペーンを考えようとか、今の会社では、そういった仕事は「取引先に提案させるもの」ということで、考えても全く評価されない。
守られている感じはあるんです。でも、息苦しくて、楽しくないんです。
会社が大きくなると、どこもこんな感じなのでしょうか?大きくてものびのびと仕事ができる会社ってあるんでしょうか?
書くと、自分の気持ちが少し整理できる気がします。色々な働き方を模索していこう…。